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図解|カーエアコンの快適な使い方|内気循環・外気導入

生活製品使いこなし

 カーエアコンの快適な使い方を、特に重要な風流れに注目して技術者が解説します。外気導入と内気循環の使い分けを知りたい方にはお勧めです。

エアコン本体の場所と車の風の入口出口の確認

まず、カーエアコンの風流れのイメージをつかむのに大切なエアコン本体の場所と車の入口出口を確認しましょう。

エアコン本体の場所

エアコン本体は次のイラスの位置にあります。助手席側のグローブボックスの奥ですね。

車の風の入口と出口

外気導入を選択したときに次のイラストの「入口」から吸い込まれ、ラゲッジルームにある「出口」から外に吐き出されて空気が換気されます。

内気循環/外気導入の切り替えスイッチ

車に乗られている方はご存じだとは思いますが、改めて確認します。メーカーによってスイッチの表現がまちまちですが、次のイラストのスイッチのいずれかがセンターパネルにあると思います。

暖房時の使い方

暖房時は外気導入がベストです。理由は「快適さ」と「窓曇り防止」の2つがあります。

暖房時に「外気導入」が快適な理由

先ず、暖房時の風は足元から吹出されます。これは「頭寒足熱」という快適さのセオリーに則ってます。次のイラストをご覧ください。

外気導入による風流れで2つの効果が得られます。
1つ目は、前から後ろに風が通り抜けるため、室内全体をまんべんなく暖めることができます。
2つ目は、床付近を絨毯の様に暖かい風が覆い、暖かい空気(軽い空気)が浮力でじわーっと上に昇ってきます。

次に、参考に内気循環にした場合を表現してみます。

足元から吹出した風が、また足元付近から吸い込まれていきますので、なかなか室内全体が暖まらないんです。

暖房時に「外気導入」で窓曇りを防止する理由

車という狭い空間においては、人間は加湿器のような働きをしてしまいます。呼気って湿度が高く場合によっては湿度100%だったりします。また、気が付かないうちに汗をかいて、それが蒸発して湿度が上がってしまうんです。

なぜ、湿度が高いと窓が曇るのかと言うと、夏場に冷たいコップに結露するのと同じ現象です。外の冷たい空気に冷やされた湿度の高い空気は結露しちゃうんです。

一方で、冬場の外の空気は乾燥しているので、これを取り込んであげれば室内の空気もからっとするんですね。

冷房時の使い方

冷房時は内気循環がベストです。理由は「快適さ」です。

冷房時に内気循環が快適な理由

先ず、冷房時の風は上から吹出されます。これも「頭寒足熱」という快適さのセオリーに則ってます。次のイラストをご覧ください。

ぐるーっと回ってくる風の流れができるので、室内を理想的に風が巡る事になります。

なお、真夏に炎天下に置いたあとは室内が50℃を超えたりします。この時、冷房開始直後は外気導入にして外の空気で室内の暑い空気を押し出した方が早く冷える事もあります。が、びじお(管理人)はドアをバタバタして換気してから乗り込みますので外気導入にすることはないです。「外気導入⇒内気循環」の切り替えも面倒ですしね(汗)

冷房時に外気導入にするとよくない理由

外気導入にした時の風の流れを次のイラストで確認してみてください。

悪くない様には思えますが、内気循環の時に比べるとぐるっと一回りしないので、乗員が風を感じづらいと思います。また、よ~く観察すると風の入口出口って狭そうですよね。これが抵抗になって風の流れる量が減っちゃうマイナスの効果もあるんです。

まとめ

  • 暖房の時は「外気導入」が快適です
  • 冷房の時は「内気循環」が快適です
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