[図解]ウィルスや湿気に負けない効率的な部屋の換気方法|技術者よる解説 | Vis-Tech
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[図解]ウィルスに負けない効率的な部屋の換気方法|技術者による解説

住まい

 昨今、コロナウィルスが流行り、対策の一つとして部屋の換気をされていると思います。そこで空気の流れをイメージして効率的な換気方法を解説したいと思います。

はじめに

ルームエアコンの使い方について過去にいくつか解説をしましたが、一般的なルームエアコンでは換気はできませんのでご承知おきください。(カーエアコンは内気循環と外気導入を切り替えるスイッチがあるので換気できます)

なので、部屋を喚起する手段としては「家屋に備え付けの24時間換気」か「換気扇」か「窓を開ける」ほかありません。

「窓を使ったお部屋の換気方法」を解説したいと思います。

部屋の換気方法

次のイラストの2階建て家屋を事例に考えたいと思います。イラスト中の青い線が窓を表しています。なお、今回の解説はあくまで事例であり、それだけが正解ではない事をご承知おきください。

2階の部屋の換気方法

まずは部屋が小さい2階の部屋の換気方法から解説します。次のイラストを見てみてください。

「バルコニー側の窓」と「その反対側の窓」を開けてみました。バルコニー側から風が入り、反対側に抜けていきます。では、ここで横側の窓を開けると次のようになります。

今度は奥側への風が少なくなってしまいました。風の流れは素直で、最短距離を通ろうとします。特に、2階の奥の窓はトイレにありますので、トイレのドアを閉めているとこの傾向が顕著に出ると思います。言い方をかえると、1枚目のイラスト通りであれば、トイレのドアを閉めていても風流れを作る事ができます。

1階の部屋の換気方法

これは正直迷いました。先ずイラストをご覧ください。

基本は2階と同様に「庭側の窓」と「奥側の窓」を開けるのがセオリーですが、ある一つの考え方を加えて「お風呂の窓」も開けてみました。それは、風の出口側の開口面積の関係です。お風呂場の窓は、他の出口側の窓に比べて大分小さいので、お風呂側に風が流れようとしても部屋全体の風流れに対しては影響が小さいからです。

まとめ

部屋の換気は対角側の窓を開けて風の通り道を作るのが大切です

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