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図解|カーエアコンの上手な使い方(クーラーの効きと燃費)

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 カーエアコンの仕組みとクーラーの効きおよび燃費への影響、そして賢い使い方について解説します。※EV走行可能なHVやEVは今回は対象外です

 今回は割愛する室内ユニットを除くと主な装置が2つあります。コンプレッサーと放熱器です。それぞれの目線で解説したいと思います。

1. エアコンコンプレッサー

 コンプレッサーという装置が図の様にエンジンにボルト締めされています。これはエアコン(以降、便宜上クーラーをエアコンと表現します)の心臓部にあたり、とても大きな動力(最大数kW)を必要とします。ですので、エンジンのクランク軸からベルトを介してエンジンの動力をほぼダイレクトに供給しています。このコンプレッサーという装置はエアコンの心臓部にあたりますので、出力が大きければ大きいほど室内をよく冷やせます。また、ベルトを介しているということは、その出力はエンジン回転数に依存します。

ポイント

 アイドリング中よりも、走行中はエンジン回転数が高くなるのでエアコンが良く効くことになります。

 エアコンの負荷が高いとそれだけエンジンへの負担が大きくなり、燃料を多めに噴射してエアコンに取られた分の出力を賄います。つまり、車室内が暑いエアコンの負荷が高い時こそ燃費が顕著に悪くなるんですね。

ポイント

 室内が暑ければ暑い時ほど燃費が悪くなります。言い方を変えると、春先にエアコンをつけても燃費悪化は微々たるもので、おそらくガソリン満タン法で見ても差が分からない程度だと思います。

真夏に車に乗り込んだ直後は車室内はすごく暑いと思います。もし、この状態を我慢できるのであれば、車室内を早く冷やすためににも、燃費影響を小さくするためにも、はやく走り出した方がお得です♪(時の場合にもよりますが)

2. 放熱器(コンデンサー)

 グリルの後方にはコンデンサーと呼ばれる放熱器が搭載されています。ルームエアコンの室外機と一緒です。これで車室内の熱を外に捨てるために、風を当てて放熱しているのです。いっぱい風を当ててあげるとより放熱できるので、車室内をいっぱい冷やせることになります。

ポイント

アイドリング中よりも走行中の方がエアコンが効きます。

 また、詳細は割愛しますが熱力学的にも風を当てて放熱を促した方がコンプレッサーの負担も減ります。つまり

ポイント

アイドリング中よりも走行中の方が燃費悪化は少なくなります。

あんまり前の車に近づきすぎると走行風が弱くなってしまうので、しっかりと距離をとりましょう。特にトラックやバスほどこれは顕著になります。

3. まとめ

アイドリング中よりも走行中の方がよく冷えるし、燃費の悪化も少なくなります。

ストップ&ゴーは燃費に悪いから、なるべく信号に引っかからない様に青に変わった後の加速はゆっくりされる方は多いと思います(これはエネルギー効率の話なので今回とは別の理由)。エアコンの効きや燃費影響も考えると、同様に信号待ちよりも走行している割合を大きくしたいですね。

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