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創造力を原資とした問題解決術

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 数々のプロジェクトを経験で得た知見から、プレイヤーからマネージャーに至るにあたってどいういう視点・スキルを身に着けていけばよいかを6段階で表現したいと思います。会社で身に着けるべき事・やるべき事の方向性がクリアになると思いますので、これから社会人になる方にはお勧めです。

Lv.1:物事を正しく理解

状況を掌握する事が出発点です。
対象が「技術であれば“現象”」、「事態であれば“状態”」を把握する事がそうですね。

見たくない姿

「物事に対する感度低下」は避けたいですね。自分の目の前で何かが起きていたとしても、感度が低下していれば気が付きません。人の「痛覚」の機能と一緒で、「痛っ!」と思って痛い部位を確認しますよね?何が起きたんだろう(何が問題なんだろう)、と。感度を上げるために知識を身に着けたり経験を積んだり、スキルアップするんです。

Lv.2:問題を正しく顕在化

目的に対して何が障害かを抜け漏れなく抽出する事です。

そのためには真因にたどり着くことですが、たいていの場合は真因は一つだけじゃないです。「なぜ」を5回ぐらい繰り返せば自ずと真因にたどり着きます。俗にいう「なぜなぜ分析」というやつですね。

事例

例えば、会社や学校に遅刻するのは問題ですが、それは真因ではないですよね?なぜを繰り返していくと、「夜寝るのが遅い⇒寝付けない⇒夕方にコーヒーを飲んだ」だとか「眠りが浅い⇒実は無呼吸症候群だった」などが例です。たいてい、真因は一つじゃないのでいくつもの対策(Lv.4)を講じることになります。

見たくない姿

問題を見誤ると「Lv.3課題形成」や「Lv.4課題打ち取りの方針決め」での進め方を間違えてしまいます。いわゆる「ミスジャッジ(判断の誤り)」や「ミスリード(誤った方向へ導く)」が起きる原因はこの「Lv.2問題を正しく顕在化」できていないため起きるのです。

Lv.3:課題形成

Lv.4で抽出された真因に対して手を打ちます。仕事風に言うと「タスクに落とす」です。

事例

例えば先ほどの事例だと「無呼吸症候群の解消」これが課題ですね。タスクに落ちると自ずと能動的な表現になります。

見たくない姿

タスクに落とせないと、人に仕事がついて管理されない状態になってしまいます。「あの人、いま何やってるんだっけ?」という会話が出てくると、まさにこういう状態ですね。

Lv.4:課題打ち取りの方針・方策決め

課題を打ち取るための方針・対策を決めます。

既存の技術や方法で手をうてることもあれば、根本的に解決できない場合があります。できないことを無理にやっても後々に立ち行かなくなるので、時にはプロジェクトの方針を大きく変える必要もありますね。そういう時は、プレイヤーではなくマネージャーの出番です。

事例

例えば先ほどの事例だと、無呼吸症候群を解消するために「スイミングやジムに通いダイエットする」これが方針ですね。次に方策を考えたいのですが、この段階で「具体的な数値目標(いつまでに、何を、どれだけ)」を定める事が成功のコツです。ダイエットであれば「3か月で体重を10kg減」が目標となり、目標が定めれば自ずと方策である「運動強度とスケジュール」に考えがおよぶと思います。

見たくない姿

スキルの低さによる対応方針のミスリード。ここれでもLv.1の段階で必要な想像力が物を言います。技術力、企画力、折衝力など色々ですね。

Lv.5:課題解決に向けたリスクの排除

この先に起こりうる障害に先手を打ちます。

Lv.4までで直近のアクションプランはクリアになり、業務が進みだすと思います。ですが、経験上、そんなサクセスストーリーはあり得ないです。なので、ここは経験に基づくマネジメント力が物を言います。

様々なリスクを想定し、そのリスクが起こるのであれば、どういう手を打てるかを考え、その手打ちに必要なリードタイムから逆算すれば、「潜在的な問題が浮上していないか確認するタイミング」が自ずと導かれます。

見たくない姿

びじお(管理人)もこれは日々悩んでいます。技術的にクリアではない事があったり、日程に対するバックアップがなかったり、相手先からの横やり等の予測される外乱に手を打てず、成り行きで事態が進むことになるのは避けたいものです。マネージャーの手腕で仕事量が大きく変わる理由はここですね。

まとめ

まとめると次の言葉に要約されます。

  • 問題解決の原資は想像力
  • 問題から真因を探る
  • 真因から課題に落とす
  • 課題から方策を決める
  • 方策に対する将来の障害に先手を打つ

ここまでご理解をいただけたら「問題」と「課題」は定義が大きく違うことがお分かりになると思います。また、正しく恐れる、という言葉は上記の全てを表していると思いますが、ここまで掘り下げると実感がわくのではないでしょうか。

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